HAF II 500は、Cooler Masterのエアフローケースラインアップの頂点を象徴するモデルです。進化を遂げたHAFのDNAを受け継ぎ、これまで両立が難しいと考えられてきた「より高い冷却性能」と「より低い動作音」を融合。両方の性能をさらに高い次元へと引き上げ、共存させることに成功しました。
コンシューマー向けPCケースとして前例のないファン構成を採用し、Mighty40 F220吸気ファン(220×40mm)×2基と、Mighty40 V180排気ファン(180×40mm)×1基を搭載。HAF II 500は業界トップクラスのノイズ正規化冷却性能を実現し、同じシステムノイズレベルにおいて、より低いコンポーネント温度を可能にします。
この先進的なファン構成を実現するのが、ケース内部のスペースを最大限に活用するために設計されたスプリットレベルレイアウトです。さらに、多目的マウントシステムMasterRailや、多彩なGPU・ストレージ構成への対応により、Cooler Masterが掲げるFreeForm 2.0シャーシデザイン思想を具現化。Cooler Masterならではの、自由度の高いPCビルド体験を提供します。
大型・極厚ファン
専用設計の吸排気システムを採用。Mighty40 F220吸気ファン(220×40mm)×2基が、ノイズを抑えながら大容量の吸気エアフローを実現します。一方、Mighty40 V180排気ファン(180×40mm)×1基は、吸気量とのバランスを可能な限り最適化。従来のエアフローケースが抱えてきた排気のボトルネックを解消し、エアフローケースの冷却性能を新たな次元へと引き上げます。
低エアフロー抵抗設計
大型のフロントおよびリアベンチレーション開口部により、エアフローの通過量を向上。空気抵抗を可能な限り低減することで、シャーシによるファン性能やエアフローパスへの干渉を最小限に抑えます。
スプリットレベル・ケーブルマネジメント
各エリアを通るケーブルの太さや本数に合わせて、ゾーンごとにケーブルルーティングスペースを最適化。限られた内部スペースを効率的に活用しながら、大型排気ファンの搭載スペースを確保し、冷却効率を向上させます。また、シャーシ全体のサイズが不必要に大型化することも防ぎます。
MasterRail
スライドレールと専用ロッキングモジュールにより、さまざまなサイズのファンやラジエーターに対応します。冷却コンポーネントのエアフローを妨げない設計により、それぞれの性能を最大限に引き出します。さらに、ファンやラジエーターだけでなく、対応するファン/ラジエーター規格と同じ取り付け穴レイアウトを持つデバイスもMasterRailに固定できます。
スライディング・ケーブルカバー
中央のケーブルルーティングチャンバーに配置されたケーブルを隠し、マザーボードと視覚的に一体化することで、すっきりと整理されたシステムを実現します。さらに、エアフローを考慮した設計により、メモリの冷却性能を損なうことなく、ケーブルによるエアフローの乱れを低減します。
デュアルモードGPUホルダー
Dual-Mode GPU Holderにより、1枚のGPUをクランプで固定する構成と、2枚のGPUをサポートする構成の両方に対応します。2枚のGPUを搭載する場合、それぞれ最大3.6スロット(72mm)厚のグラフィックスカードに対応します。
熱設計を重視したAirflow Divider
Airflow Dividerは、下部吸気ファンから取り込んだエアフローを2つの経路に分配します。メインのエアフローは、最も一般的な構成である単体GPUの位置へと直接導かれます。もう一方のエアフローはドライブケージエリアへと導かれ、同時にPSUシュラウド上部のベンチレーション開口部を通じて、PCIeスロットエリアに搭載されたデバイスへ空気を取り込むことも可能です。
柔軟なストレージ構成
コンバーチブル設計のドライブケージは、3.5インチおよび2.5インチドライブの両方に対応。PSUの長さに応じて異なる向きに設置できるため、下部チャンバーのスペースを効率的に活用しながら、柔軟なストレージ構成を実現します。
科学技術計算プラットフォームへの対応
ブロワータイプのクーラーを搭載したデュアルスロットGPUを最大4枚、または最大3.6スロット(72mm)厚のオープンエアGPUを2枚搭載可能。さらに、最大210mm長のPSUに対応し、AI、レンダリング、シミュレーションなど、高いGPUコンピューティング性能を必要とするプラットフォームにも対応します。