
LIAN LIのミドルタワーケース「LANCOOL 217 INF」は、2025年5月9日発売された「LANCOOL 217」をベースにインフィニティミラーデザインを取り入れています。木製フレームを組み合わせ、落ち着いた雰囲気を醸し出す「LANCOOL 217」とは異なり、奥へと連なるARGBライティングのラインと170mm ARGBファンの鮮やかさが印象的です。
フロントにはFDBベアリングを採用する170mmファンを2基標準搭載しており、「LANCOOL 217」同様、エアフローに注力しています。フロントパネルやフロントファンのARGBライティングは、I/Oボタンなどで簡単にコントロールできます。
グラフィックカードの垂直設置やI/Oパネルのフロントパネル側面または上部パネルへの配置、また、2とおりの電源ユニットの設置方法など、自由度が高いレイアウトも「LANCOOL 217 INF」の大きな特徴です。
170mmファン専用のメッシュフィルターや取り外しができるラジエーターブラケットなど、ユーザーの使いやすさに配慮した製品となっています。BlackとWhiteの2モデルをラインナップしています。
インフィニティミラーデザイン採用
フロントには、奥行きのある空間を生み出すインフィニティミラーデザインを採用。内部を幾重にも縁取るARGBライティングと、標準搭載の170mm ARGBファンがフロントを鮮やかに彩ります。

ARGBライティングをコントロール
ケースのI/Oボタンにて、フロントパネルとフロント搭載ファンのARGBライティングを制御できます。また、マザーボードSyncモードに切り替えて、マザーボード側で制御も可能です。

別売のWirelessコントローラー(ドングル)を使用すれば、専用ソフト「L-Connect 3」でのコントロールが可能になります。
高い冷却性を実現
フロントに170mmファンを2基、リアに140mmファンを1基標準搭載しています。

フロントファン(170×170×30mm):0, 200-1500RPM、151.63CFM、3.32mmH2O、35dBA
リアファン(140×140×30mm):0, 450-1900RPM、118.53CFM、3.32mmH2O、33.8dBA
フロントファンはFDBベアリングを採用し、騒音の軽減と高い耐久性を実現。
金属製のメッシュフィルターを装備し、防塵性や安全性に配慮しています。

LANCOOL 217 INFは、PPLPラボにて最高レベル「Sクラス」の冷却性能評価を獲得。
また、LIAN LI社内の実験でも、従来品LANCOOL 217と比べて高い冷却性を発揮することが証明されました*。
*LANCOOL 217と条件を同じくするため、PSUシュラウドに2基のファンを追加

エアフローの強化
LANCOOL 217 INFには、120mmファンを取り付けるためのネジが付属しており、PSUシュラウドにファンを取り付ければ、エアフローを強化できます。また、PSUカバーの下にも120mmファンを設置することもできます。
※LANCOOL 217 INFには、170mmファン×2、140mmファン×1を標準搭載しています。120mmファンの増設については、別途ファンをご用意ください。

大型グラフィックカードに対応
長さ380mmまでのグラフィックカードをサポート。大型のグラフィックカードを支えるため、調整可能なたわみ防止ブラケットを備えています。
また、PCIeブラケットを90°回転させることで、グラフィックカードの垂直設置が可能です。
※ブラケットを回転させる際、マザーボードとの干渉を防ぐために、1番目と2番目の PCIe スロット カバーを取り外すしてください。

柔軟な配置に対応
I/Oパネルはフロントパネル側面下部または上部パネルに配置することが可能で、ケースの設置場所に応じてお好みの位置に設置できます。
2とおりの電源ユニットの設置
LANCOOL 217 INFでは、電源ユニットの設置方法を「標準モード」または「回転モード」の2種類から選択できます。電源ユニットのサイズやケーブルの取り回し、全体的なビルドレイアウトに合わせてお選びください。■標準モード
PSUコネクタが前面を向いている場合、最大220mmの長さのATX PSU をサポートし、ほとんどの標準的なインストールに適しています。
※標準モードではドライブケージが1つしか設置できません。ドライブケージを2つ取り付ける場合は、回転モードにて設置してください。

■回転モード
電源ユニットを90°回転させ、コネクターを右側に向けると、最大180mmの小型電源ユニットに対応します。ケーブル配線スペースが最適化され、ファンが電源ユニットを直接冷却するため、冷却効率が向上します。

素早く簡単に設置できるブラケット
上部のラジエーターブラケットはシャーシから完全に取り外すことができるため、ハードウェアの取り付けがより容易になります。ブラケットを取り外すと、左側のフレームバーも一緒に取り外されるため、取り付けスペースが広く確保されます。




