SednaEarfit Light

SednaEarfit Light

柔軟性を高めて耳道への負担を軽減
医療用LSRシリコン採用、交換用イヤーピース




「SednaEarfit」は、788人の外耳道を分析したデータと医療用LSRシリコンの採用により、最高のフィッティングを可能にするハイグレードな交換用イヤーピースです。2層構造の軸とホーン型のホール形状、そして優れた装着性能による高い遮音性がイヤホンのポテンシャルをすべて引き出します。音の表現力に注力した「SednaEarfit」と、傘部の柔軟性を高めて耳道の負担を軽減する「SednaEarfit Light」をラインアップ。そしてそれぞれに完全ワイヤレスイヤホンに適したショートタイプもご用意。お好みでお選びください。
 


【 SednaEarfit Light   サイズ表 】
 

【 ラインアップ 】 S・M・L サイズ × 各1ペア / L サイズ × 2ペア / ML サイズ × 2ペア  / M サイズ × 2ペア /  MS サイズ × 2ペア  / S サイズ × 2ペア /  SS サイズ × 2ペア
 
 

 
Q1.
SednaEarfitシリーズで採用しているシリコンの詳細と、その素材を採用した理由を教えてください。
 
A1.
SednaEarfitシリーズに使用されているシリコンは、医療グレードの高温硬化型液状シリコン(LSR:Liquid Silicone Rubber) を採用しています。硬化過程で揮発性過酸化物や残留物が検出されない、安全且つ最高クラスの医療用LSRシリコンで、吸入マスクのマウスピースや医療チューブ、乳児用ニップルなど安全が求められる様々な物に使用されています。
この素材は、その安全性に加え、高温や汗にも耐性があり、長時間皮膚に触れていてもストレスの少ない優しい特性を持っています。

 
 
Q2.
軸の⻑さをどの様に決めたのか教えてください。
 
A2.
イヤーピースの高さが異なる5種類(8 / 8.5 / 9.2 / 10 / 10.5 mm)のサンプルを用意して、様々な年齢層のテスター40名を迎え、55日間に渡るフィールドテストを行いました。そこで得られたデータ結果を基に決定したのが、10mmという軸の長さです。
軸の短いイヤーピースは、長時間使用すると疲れが出やすいことと、一部のイヤホンには市販のゴムリングなどを利用しないと高さが確保出来ないというデメリットを確認しています。


 

 
 
 
Q3.
6サイズ(SS, S, MS, M, ML, L)ラインアップしていますが、それぞれの傘径はどの様に決めたのですが?
 
A3.
SednaEarfitシリーズは788名の耳形を分析した上で設計をしています。テスターの年齢は17歳から56歳で、女性と男性の比率は15:85、女性の平均年齢は20代です。ちなみにテスターの中にはプロミュージシャンも含んでいます。
これら788名の耳形を分析したデータをもとに設計を進め、傘径なども含む様々な数値を決定しました。まず3サイズ(S / M / L) を発売しましたが、市場からイヤーピースとして高い評価を得る事ができ、どうせならもっと細かいサイズがほしいとの声を多くいただきました。そのニーズを反映する形でSS, MS, MLを追加しました。サイズの選択肢を増やしたことで、より確実なフィッティングが可能です。




 

 
Q4.
このイヤーピースが比較的硬めな理由を教えてください。またその硬さは何の効果を狙ったものですか? また、スタンダードモデルと Lightモデル、それぞれの開発の狙いも教えてください。
 
A4.
設計の初期段階に、医療用LSRシリコンの合成比率を変えて硬度の異なる4パターンの試作品を作りました。硬度値の明確な数値は企業機密なので開示できませんが、もっとも高い硬度値を仮に100とすると、100、91、79、72の4パターンで試作品を作り、一般ユーザーからミュージシャンまで、多くに方を対象にしたフィールドテストを行いました。その中で音の表現力において最も高い評価を受けた「硬度91」を「SednaEarfit」として製品化しました。
次に評価が高かった「硬度79」は、「硬度91」と比べ、音の表現が若干マイルドな方向になりましたが、長時間使用しても耳道への負担が少ないという利点を得られたので「SednaEarfit Light」として製品化を決定しました。
音の表現力に集中したモデルをスタンダードモデルと、耳道への負担を減らしたライトモデル。どちらを使用していただくかは、お客様の好みで選んで頂ければと思います。

 
 

Q5.
外耳道の分析を 788 人とした理由を教えてください。また、788 人のサンプルからどんな情報が得られ、製品のどの部分に活かされましたか?

 
A5.
分析に使われた耳形を788 人分とした理由は特になく、様々な調査・分析を重ねた結果、最終的にこの人数となりました。
収集した耳形を分析・測定したデータは、区間演算を応用して導いた数値を基にして、傘部分のR値や直径などの各サイズの数値を導きだしました。
ちなみに788人の耳形を分析した研究結果として、外耳道の形状に応じて共振周波数が変化することと、外耳道の長さと体積に基づいても共振周波数は変わるという事実を知ることができました。

 

  
 


 
Q6.
イヤーチップの傘の厚みはどんな理由で決定しましたか? 音に対しての狙いがあれば教えてください。

 
A6.
傘の厚さはフィット感と遮音性に多く影響します。また装着時に耳にしっかりとフィットしていないと、イヤホンの持つ本来の音質性能を得ることができないため、厚さの設定も大事になってきます。
ちなみに目指した音の傾向は、大きいサウンドステージとクリアなサウンドです。
 
 

Q7.
ホールをホーン形状にした狙いと、実際の効果を教えてください。また、SHORTにした場合、ホーンの形状はどのように変わるのですか?

 
A7.
ホーン形状はSednaEarfitの一番の特徴と言えます。AZLAが開発した最初のイヤホン「AZLA」用の同軸ドライバー設計時に取得したデータを分析した結果、私達はホーン形状のイヤーピースが音の表現力において一番優れていると判断しました。
音の直進性を生かすホーン形状とノズルの固定力が、音の表現力だけでなく共鳴から音のエネルギー感まで大きな影響を与える事がわかりました。
大半のイヤーピースはホーン形状ではないので、既存のイヤホンのノズルサイズを分析し、内径を最適な数値と考える5.4mmのホーン形状に設計しました。一方、完全ワイヤレスイヤホンのノズルは比較的に狭かったため「SednaEarfit Short」では4.5mmに設計しています。
 
 

Q8.
イヤーチップ内側の表面加工によって音が乱反射するなどあるかと思いますが、SednaEarfit の場合はどのような工夫が施されていますか?

 
A8.
音の反射をさせない一番の対策方法はホーン形状です。内径にラインや穴を入れるなど色々とテストしてみましたが、乱反射が増えるだけの結果でした。結果、私達はホーン形状に設計する事によって、広がりのある音の表現力を実現しました。
 
 



Q9.
2 層構造による共振対策ですが、その特徴や、どの帯域の音に対してどのような抑制効果が得られるのか教えてください。

 
A9.
SednaEarfitの開発初期は1層構造で設計していました。しかし硬度値を決める測定装置などの試験の結果、硬度が音へ多大な影響をもたらす事が判明しました。それを基に、固定部分と傘の硬さをそれぞれに適した異なる硬度にしたのがこの2層構造です。この2層構造によってノズル部分の共振を抑えるだけでなく、測定基準で全帯域が0.5〜1.0dB増大する効果がありました。結果、高域と超高域での優れたパフォーマンスをも可能にしています。



 

 

※製品の仕様・付属品は予告なく変更する場合があります。
予めご了承下さい。

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