第4世代ミリンクスドライバー搭載
人工皮膚や手術縫合糸などに使われるポリマーバイオマテリアル「Myrinx(ミリンクス)」を振動板素材に採用。医療用合成基材ですが、振動板素材としても非常に高い音響性能を誇る高機能樹脂です。このミリンクスを薄膜化し、ドライバー構造に最適化した10mm径の振動板は、軽量でありながら高い強度と柔軟性を合わせ持ち、過渡特性に優れた高解像度且つ広いダイナミックレンジで音楽の再生を可能にします。このミンクスドライバーは、ドライバーを格納する音響チャンバー部と、コネクターを格納する機構ハウジング部を完全分離して相互干渉を防ぐ「モジュラーメタルボディ」に格納することで、さらなる高い応答性を獲得。より正確な低域再生も可能にします。第4世代ミリンクスドライバーでは、HS1500シリーズで採用された第3世代ミリンクスドライバーから、振動膜テクスチャー、コイル、マグネット、チューニングプロセスなど全てを刷新。『HS1657CU』には、その第4世代ミリンクスドライバーを搭載しています。
モジュラーメタルボディ&ブラスチャンバー
本体のハウジングは、音響チャンバー部(ドライバー格納)と機構ハウジング部(コネクター格納)を完全に分離したモジュラー構造を採用。音響部分と機構部分との相互干渉を低下させる事により音質劣化を抑制します。『HS1657CU』は、音響チャンバー部にブラス(真鍮)、機構ハウジング部にアルミニウムを採用。100%CNC切削されたブラスチャンバーにより、高い応答性と深い低域表現、そして響きの良さを実現しています。

新形状ダンパーロッド
『HS1657CU』は、新形状のダンパーロッドを採用。新たに異なる材質と異形材を組み合せ、更に共振を抑制させます。また、ダンパーの調整によって、より深い低域再現と自然でなめらかなボーカル帯域の再生を実現しています。
Pentaconn Ear コネクター採用
(株)日本ディックスが設計・生産する高音質・高信頼性を誇る新IEMコネクター「Pentaconn Ear(ペンタコンイヤー)」コネクターを採用。従来型のMMCXコネクターよりも、プラグ部分とソケット部分がより密接に接触し、伝導性能に優れます。また、脱着の容易性と堅牢性の両立も実現しています。

8芯構造のリファレンス用新ハイブリッドケーブル「ARC51」
『HS1657CU』には、導体抵抗値を抑えつつオーディオ信号の伝達ロスを防ぎ、周波数全域でのS/N比向上を実現する、リファレンス用の新ハイブリッドケーブル「ARC51」を採用。ARC51はシルバーコートOFC線と極細OFC線のハイブリッドケーブル(3重シールド/2重ツイスト)を8芯構成にしたケーブル(黒シース/日本製PVC使用)です。L字タイプのプラグ部、Y字スプリッター部、Pentaconn Earコネクター部のメタルパーツはそれぞれ半艶消しブラックで、ヘアライン加工による仕上げが施されており高級感を演出します。

高いフィッティングと音響を実現するAETイヤーピース
Acoustuneイヤホン開発時のリファレンスとしても使用されている「AET07」をはじめ、中域から低域の厚みを増す「AET08」、遮音性重視のダブルフランジ「AET06」の3種類のシリコンタイプイヤーピースと、フォームタイプの「AET02」の合計4種類のイヤーピースを同梱。音質劣化を避け、高いフィッティングと好みに応じた音傾向の変化で、幅広い音響体験を提供します。
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2種類のキャリングケースが付属
堅牢なアルミ製ケースと、持ち運びに便利なキャリングケースの2種類が付属します。普段のご使用から長旅まで、様々なシーンでイヤホン本体を保護しつつ、持ち運びを容易にします。
