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『THE IDOLM@STER』『アイカツ!』『這いよれ!ニャル子さん』などの印象的な楽曲の数々を手掛けているMONACA所属のサウンドクリエーター、田中秀和氏。その作曲作業に欠かせないツールの一つとしてバーソン・オーディオのConductor V2+を自宅スタジオで導入しているという。一般的に音楽制作現場ではプロ用機器が多用されるが、ご存じのようにConductor V2+はコンシューマー機器である。田中氏はConductor V2+のサウンドやプロダクトにどのような魅力を感じ、仕事道具としての役割を与えることになったのか。その思いを自宅スタジオにて伺うことにした。



岩井 喬氏 (以下、敬称略)音楽制作という形ではいつくらいから意識していたのでしょうか。

田中秀和氏(以下、敬称略) DTMという形では中学生の頃からですね。TV番組で音楽の打ち込みの世界を知りまして、小遣いを貯めて初歩的なDTMソフトを買い、親のパソコンで作曲をしていました。コピーということではなく、打ち込みを始めた時からオリジナル曲を作りたかったんです。そうしたなか、特に影響を受けたのがゲームソングでしたね。任天堂のゲームで印象的な曲を手掛けていた近藤浩治さん(『スーパーマリオブラザーズ』『ゼルダの伝説』など)や戸高一生さん(ヨッシーシリーズ、『どうぶつの森』など)、そしてコナミの音ゲーなどが好きでした。

岩井: 生音ではなく打ち込みからのスタートだったんですね。
アニメソングを意識するようになったきっかけは何でしょうか。

田中: 大学時代に『涼宮ハルヒの憂鬱』に出会ったのがきっかけです。それまでアニメに触れる機会がなかったのですが、『ハルヒ』は特に物語の内容も好きで、その作品を彩る音楽にもすごい惹かれたんです。そしてその劇中曲を作った人を探したら今同じ事務所MONACAに所属している神前暁だった。その後も他のアニメを色々と見るようになってはまっていったのですが、その中でも神前が音楽で参加している作品が好きでしたね。

岩井: もちろん『THE IDOL M@STER』(以下、アイマス)やその制作元である
バンダイナムコゲームスの作品もお好きだったんですよね。

田中: そうですね、神前からたどって、アイマスも。アイマスの楽曲は多様なジャンルに渡っていて、すごく面白い曲もたくさんあって、良く聴いていましたね。このアイマスがはやっている頃、就職活動の時期でして、ゲームのサウンドクリエーターになったら仕事で音楽作れていいかも!と考え、様々な会社を受けていました。もちろん任天堂やコナミもその候補でしたね。就職試験では音源は通るけれど、面接が突破できなくて…。いやぁ、面接は苦手ですね(笑)。バンダイナムコゲームスも当然受けていました。神前も以前在籍していましたし、アイマスにも携われるかもしれないという希望も持っていましたしね。でも結果は一次面接で落ちてしまいました。しかし今も別の形でアイマスという素晴らしいコンテンツに携われているのは本当に不思議な縁を感じますね。


岩井:その頃からの制作環境で使っていたモニターはヘッドホンだったのですか。

田中: 大学生の時にiMacを買って、DAWソフトには「Logic」、オーディオインターフェイスはエディロールのものを使っていました。モニタースピーカーはフォステクスのPMシリーズを使っていたのですが、ほとんどの時間はヘッドホンで作業していましたね。実家に住んでいた期間が長くて、大学生の頃は遊びも半分ではありましたが、夜中までずっと続けてしまう。そうなると大きな音が出せないので、音をモニターするにはヘッドホンしかないということになってしまい、そのスタイルが身についてしまったんですね。


岩井:その頃使っていたヘッドホンはどんなモデルでしたか。

田中: ソニーの定番であるMDR-CD900STやAKGのK240MK2も併用していましたね。モニターヘッドホンとして良いと紹介されていたものはいくつか使っていました。基本的に学生時代からAKGのセミオープン型もしくはオープン型の音が好きで、K702も結構長い間使っていましたね。スピーカー再生に近い、耳に刺さらない音が気に入っていたポイントです。現在はゼンハイザーHD800を愛用しています。

岩井:HD800を選んだ理由を教えていただけますか。

田中: 仕事道具なので値段はさほど気にしていなかったのですが、きっかけは明確でして、ヘッドホンで作業している時間が圧倒的に長いので、フィット感の良さはもちろん、スピーカー的な鳴りを実現していて聴き疲れのないサウンドを持っていることがポイントでした。そして変にハイファイではなく、音のほぐれ感が良いことでしょうか。音がギュッとまとまっているような詰まりすぎたところがないので、自分のアレンジの仕方も変わるだろうなと。必要なところに必要な音を置いていないとスカスカになってしまうし、逆に置き過ぎた時でもそれをちゃんと聴かせてくれるところが気に入っています。スピーカーでほとんど音を出さない自分の作業環境からすると割とベストな選択だと思ったので買いましたね。

岩井:ミックスの確認もヘッドホンを
活用されるのですか?

田中: ヘッドホンでの作業経験が長かったこともあって、スピーカーよりもヘッドホンで聴いた方が分かるというケースが多いように思いますね。TD(トラックダウン:2MIX、ミックスダウンと同義)をレコーディングスタジオで行う際、モニタースピーカーから大きな音を出して鳴りの確認をしますが、リヴァーブの残響のかかり具合や、音と音の隙間の状態を聴こうとするミクロ的な聴き方をするときはヘッドホンを使います。本当はすべてスピーカーで確認した方が効率も含めて理想なんですが…。


岩井:なるほど、そうするとスタジオに常備されているキューボックス
(演奏者ごとに用意される個別のモニター用小型ミキサー)のヘッドホン出力で確認するのですね。

田中: はい。以前HD800を持ち込んだこともあるのですが、自宅環境のヘッドホンアンプ替わりとしても使っていたRMEのFireface 400とはまた全然違っていてきちんとモニタリングできなかったんですね。HD800を挿すと繊細で細いサウンドになってしまい、ボリュームを上げてもただ音量感が増すだけで、音にパンチがない、パワー感のないものとして表現されていたので、“これであっているのか”と不安になってしまったんです。正しい音とはこういうもので、自分もこの条件できちんとモニターできないといけないんだと感じ始めていた頃にバーソン・オーディオのConductor V2+に出会って、決してそういうことではなかったのだと思えるようになりました。

 

岩井:いよいよ本題ですね。このConductor V2+を仕事道具として使うことになった理由についても教えていただけますか。

田中: Conductor V2+以前はFireface400を使っていたとお話ししましたが、仕事道具として音質や装着性の良さで選んだHD800をきちんと鳴らし切れていない印象があって、モニタリングしにくくなってしまったんですね。それで信頼しているハイレゾ対応のポータブルプレーヤー(以下、DAP)である、アステル・アンド・ケルンAK320にHD800を繋いでみようとまで考えたのですが、さすがに直結では良くないと考えてポータブルヘッドホンアンプを検討していたところ、Conductor V2+を紹介してもらったのです。ふと考えればオープン型のHD800をポータブル環境で使うのはおかしな話ですけどね(笑)。実際、自宅環境へConductor V2+を導入してHD800を鳴らしてみたら、Fireface400では音量を上げると音が割れ始めてしまうのに、そうしたところがなくしっかりとドライブしているんです。HD800も本領を発揮しているようで、音量を上げていくと音楽的に飽和してゆくような、心地よい音色を味わうことができました。


岩井:Conductor V2+は像の厚みを持ちつつ、高域まで解像感まで持って鳴らしてくれますよね。

田中: そう、ついちょっと音量を上げたくなるというか(笑)。でもダメと気持ちを戒めてボリュームを戻したりします。そしてConductor V2+でいろんな音楽を聴いてみたいという欲が生まれました。そう考えると確かに仕事を一旦置いてちゃんと音楽を聴いているなと。仕事を始める前の気分というか、純粋に音楽を楽しめているなという感覚です。


岩井:ただモニターするための道具ではなく、音楽を楽しむツールとしてもONとOFFの切り替えができるようなシステムということでしょうか。

田中: そうですね、仕事を始めてからは音楽を音楽だけ、仕事じゃないモードで音楽を聴こうという時間をあえて作らないと、なかなかそういう風に聴く時間が取れないものです。仕事の流れで参考楽曲を聴いていると、自然と分析する耳になる流れがあって、Fireface400との聴き較べもしてみたり。その境界はシームレスかもしれないですが、Conductor V2+を聴いていると、音楽を聴くのが楽しいと本当に感じます。


岩井:声とか、リヴァーブの効き方など、Conductor V2+の好きな音質ポイントはありますか。

田中: 歌単体でドライに聴くときはFireface400を使うことが多いですね。Conductor V2+はアレンジの制作中に活躍するイメージでしょうか。アレンジ中に声を乗せながら作業を進めていく場合、そのアレンジとのバランスといった点でConductor V2+の方が正しく声とアレンジとの整合性を立てられている。加えて、声ありきでアレンジを突き詰めていったときに声を殺した方が良いのか、声が大きくて浮きすぎているのかといった部分はConductor V2+の方が見やすいですね。

岩井:Conductor V2+のハードウェアとしての特長は純A級アンプであることです。独自のオペアンプV5 SSの採用や、FETを使った高出力の純A級動作・増幅回路を搭載しています。方式上変換効率が今一つという側面もありますが、音質の良さが最大のメリットですね。余裕があり滑らかな質感の良いサウンドが特長なので、プロ用とはそういうスタンスが違うのかもしれません。そしてDAC内蔵なので、最短経路でアナログアンプ部と接続でき、純度の高い伝送ができる点もメリットですね。Fireface400を経由したアナログ入力も可能ですが、デジタル接続の方がノイズ混入などの問題なく、すっきりした透明感あるサウンドに効いてきます。またアルミでしっかり組んだケースを採用しているのでシールド効果も高く、重量もあるので振動対策にも効果があるでしょう。電源部も含め、物量をしっかりと与えることで音に対しての効果も大きい。オーディオの基本に充実な設計ですね。

田中:DAC入力も普段作成しているマスターセッションの96kHz/24bitハイレゾクオリティが何の問題なく通りますし、そうした点で特に迷うことなくそのままConductor V2+のUSB入力を使っています。

岩井:Fireface400の音はドライですし、自然と仕事モードになってしまうところもあったんでしょうね。それに比べてウォームとまではいいませんが、音の厚みや密度、滑らかさというところがConductor V2+の持ち味なので、そこが聴いていて楽しいというところに作用するのでしょうね。

田中:そう思います。これで音楽を聴いてみて、それを踏まえてインプットされたものは着実に良い形で仕事にフィードバックされる感じがすごくありますね。

 

岩井:前述したアナログ入力にFireface400から
D/A後の音を入力してみるのも面白いかもしれませんね。
アナログ入力にはTI製ハイエンド・ボリュームコントロールチップPGA2310を用意した専用の調整回路を持たせています。またプリ出力をモニタースピーカーに繋ぐことで本機をプリアンプとして使うこともできます。Fireface400から変更して、作業の中でここは良く聴こえてくるな、というポイントはありますか。

田中:最初に音を置くときのテンションがすごく違います。曲作りも白い紙へちょっとずつ線や色を置いてスケッチを描いていくような感覚があるのですが、Conductor V2+は最初からそれぞれの音にちゃんと存在感を持たせてくれるので、初めに置く色の発色や印象の良さが次に置く色味に影響するのと同じような感じで、次に続く音の発展性というか、創造性にうまく結びついてくれる。Fireface400だとドライな分、自分が描くままを素で出されてしまう。むろんそれは大事なことですし、モニターとしては至極当然といえます。でもConductor V2+はその音、音楽を気持ちいいものとして出力してくれる。最初のリズムから打ち込む時も自分の癖で大きな音でモニターしたらテンションあがってやりやすくなるというところがあるのですが、そのテンションをより良く上げてくれるんです。後で細かいところを削ぎ落したりとか、音のいらない分を整理していくという順序を踏んでアレンジを詰めていきますが、このテンションを維持する一番初めの大事なところをConductor V2+が支えてくれている。Conductor V2+によって最初の、それぞれの音の気持ち良さをちゃんと聴ける環境になりましたね。

岩井:過剰に上げ過ぎたりもせず、ニュートラルな気持ちで作業に入ることができる、ということですね。


田中:そうですね。

岩井:ちなみにポータブルの環境の違いは気にされますか?
普段使われているiPhoneやDAPと据え置き環境との違いについても感じられていることがありましたら教えてください。

田中:ポータブル環境のチェックではiPhoneに自分の曲をMP3ファイルで入れて純正イヤホンを使って外で聴いてみるんです。スタジオなどのきれいなサウンド環境で聴いている時と違って新たな発見をすることもあるんですね。一方DAPのAK320は、自分の持っているイヤホンの中で、ハイファイに聴こえるものを外で使っています。ハイレゾ品質である96kHz/24bitファイナルミックスは大きな音で聴きたくなる。TDそのままのクオリティで聴けるので、iPhone+付属イヤホンで聴いているのと違う感覚で音楽を聴いているというか、もう楽しんで聴くリスニング感覚ですね。iPhoneで聴いているときは半分仕事モードですから、音楽を楽しむというより、音楽としての楽しみがきちんとあるのかどうか、その分析をしながら仕事をしているという感覚です。いわば据え置き環境にも通じるONとOFFの違いがあるのではないでしょうか。



岩井:ここからは少し田中さんのお仕事の内容、
範囲といった部分についても伺ってみたいと思います。
田中さんを含め作曲家の皆さんは自宅のスタジオでどこまでの作業をするのでしょうか。
 
田中:まず曲をゼロから作るということですが、作業用のソフトは「Logic」を使い、そこから打ち込んでいってアレンジも詰めていく。最終的に「ProTools」のセッションに作り直してそれぞれのトラックを書き出します。そこでまた微妙に歌のデータを調整したり、波形上で編集を加え、そのセッションデータを最終的にミックスエンジニアさんに渡します。
 
岩井:歌のデータも受け取って作業されるんですね。
 


田中:そうなんです。歌を触らないという作家さんやアレンジャーさんが多いと最近知ったんですが、MONACAのチームは歌のディレクションをさせてもらうことが多いんです。これはプロジェクトによっても異なりますけどね。自社スタジオで仮歌を録る時もあるんですが、外部のレコーディングスタジオへ録りに行くことも多いです。その歌なり仮歌を録ったセッションも自分達それぞれのDAW上で描き出し、「ProTools」のセッションに反映させる。譜面やトラックシートも作って自分達でスタジオへ持って行き、歌のディレクションやそのテイクも選ぶ。その後はそのセッションを持ち帰って歌のエディット(ピッチ、ダビング)も自分達でして最終的なアレンジと合体させたセッションをお渡しするというケースが多いですね。
 
岩井:特にアニメのキャラソンでは細かいセリフが入っているものもあります。

田中:ええ、そうしたものも自分達で対応することがありますね。ちゃんと歌のデータも自分達で持っていて、エディット込みでできるのが我々の強みといえるでしょう。逆に自分としては仕事を始めた時からそうしたスタイルなので、そうじゃないと気持ち悪いところも…。もちろん割り切らないといけないときもありますね。歌はお任せでアレンジまでということもありますし。でも自分は全部見たくなってしまう。

岩井:そうなると俯瞰で見るための“モニター”という部分は結構メンタルに直結する部分がありあそうですね。
 
田中:そうかもしれませんね。マニュピレーター的な作業、いわゆる音色を作ったりとかではなく、もっと全体を聴いた時の音楽としての気持ち良さというか、ただアレンジだけというのは得意でないのかもしれません。気持ち良いだけが音楽ではないけれど、そういう方向性を決めたりする、大きな視点で見る方が自分は向いている気がしていて、作曲はそれに近いなと思っています。もう少しマクロな作業というか、曲、音楽の全体が向いている方向をメロディなりで提示するという感じかな。歌録りのディレクションもディレクター的な作業を本来はアレンジャーじゃなく、プロジェクトのディレクターがやる作業だったりしますよね。作品の全体を見ながら。割とそういう方がアイデアを出したりできますし、そういう方が好き、向いていると思う。Conductor V2+はそういう俯瞰で見た聴き方ができるシステムじゃないでしょうか。
 
岩井:田中さんが手掛けられた楽曲は、爽やかな方向性で空間の透明度が高い、といいますか見通しの良いサウンドが多いような気がします。サビに向けてガラッと変えたり。でもキャッチーさを大事にするスタイルは手慣れてらっしゃるなと。音数が多いわけではないのに、フックになるキーポイントが存在する楽曲がいいなと思っています。
 
田中:まだまだ精進中です(笑)。チームの中でも音数が多い方だったので、以前はモリモリだったんですよ。好きな食べ物を全部集めた定食みたいな、ね。でも最近はちょっとずつ聴かせたいものが見えにくくならないように、必要なものだけを配置するように心がけていますね。

岩井:2016年は田中さんが作曲した楽曲として『あんハピ♪』のキャラソン「なるまるまーる」も話題になりましたね。

 
田中:あの曲は結構自由に作らせてもらいました。参考曲はあったんですが、サンバ調、ラテン調のものでしたね。前向きな“はなこ”がどんな不幸にあっても前向きのままなので、そういう曲調にしたい。ということでサンバという部分だけ引き継いで、ラップは自分で、ハナモゲラ語みたいなものを録って、それを作詞家さんに投げてという感じでした。今年(注:インタビューは2016年のため)作った曲ですが、最近の曲ほど自分の中ではいいものできたなと思っていたので、気に入っていただけた方も多いようで良かったです。
 
岩井:印象に残りますし、曲としても気持ち良い流れになっていましたしね。こういう曲がどんどんハイレゾになってほしいですね。そしてハイレゾになると聴かれるポイントがより深くなっていくと思いますが、“こういうところを聴いてほしい”という作り手としての想いはありますでしょうか。
 
田中:そうですね。『アイドルマスター シンデレラガールズ』の劇伴奏は96kHz/24bitで最初からレコーディングされていまして、サウンドトラックのBlu-ray Disc Audioでその成果は聴いていただけると思います。生音を“せーの”で録ったのですが(同時録音)、特にドラムは表情付けをすごく豊かに、良い形にしてくれるドラマーさんだったんですね。“せーの”で録ったことによる、しかもその日は30曲くらい一気に同時録音したんですが、合宿みたいなノリになっていて、そういう独特なグルーヴが乗っている劇伴奏集になっていると思うんです。だからハイレゾだとその辺のドラムの細かい表情付けや、生音メインの作品で音数も少なく、それぞれの楽器の配置や奥行きがきちんと聴き取ることができる。さらにその音のうねり、余韻も含めて楽しめるんじゃないかなと思うので、ぜひ気にして聴いてほしいですね。

岩井:なるほど。それはぜひ確認してみたいですね!最後にConductor V2+のお気に入りのお薦めポイントを教えていただけますか。
 
田中:どんな音楽でも合うという特長は大きいです。そして一番初めに気に入ったのはその物質的存在感ですね。この自宅の環境に置いておきたいというのがまず一つ。個人的にごちゃごちゃしたデザインが好きではないので、シンプルですっきりとした洗練された外観が気に入っています。音質面では最近ブラジル音楽を良く聴いているのですが、金物系の音が作り出すグルーヴが気持ちよくて楽しいなぁと。『アイドルマスター シンデレラガールズ』もそういうラテンっぽい金物の乗りの良いフィールがありますし、リズムに特長がある、南米の明るいグルーヴがフィットするような感触ですね。
 
岩井:まさにConductor V2+の傾向を捉えたコメントですね。本日はお忙しいところ貴重なお話をたくさんお話しいただき、ありがとうございました。



 




田中秀和(作曲家)
大阪府出身。神戸大学発達科学部人間表現学科卒業。神前暁のアシスタント募集をきっかけに、2010年春よりモナカへ参加。歌モノを中心として、ゲームBGM、劇伴などの楽曲制作を行う。親しみやすいメロディと、豊かな感性に基づいたハーモニー感覚が最大の武器。趣味は散歩、温泉。特技はどこでもすぐに寝られること。楽曲を提供している主な作品は『THE IDOL M@STER』『アイカツ!』『這いよれ!ニャル子さん』「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」「サーバント×サービス」などが挙げられる。
 



インタビュアー:
岩井 喬 いわい たかし  (オーディオ評論家)

1977年・長野県出身。専門学校卒業後、録音スタジオで勤務。その後ゲームメーカー勤務を経て音響雑誌での執筆を開始。
プロ/民生オーディオ、ゲーム/アニメ製作現場の取材も多数。JOURNEY、Chicagoといった80年代ロック・ポップスをこよなく愛している。



BURSON AUDIOは、オーストラリアのメルボルンに拠点を置き、主にオーディオファン向けの2チャンネルプロダクトにフォーカスし、Hi-Fiヘッドフォンアンプ、及びHi-Fiデスクトップオーディオに注力したブランドです。世界中のオーディオファンから称賛される製品を数多く輩出し、数多くの受賞歴も得ています。当社は一部ヘッドホンアンプ製品を取り扱っております。

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